オンライン英会話を受講するとき、必ず先生を指名しなければいけません。このとき、大きく性別による違いがあります。男性講師と女性講師がいるのです。
これについて、どちらの講師を指名すればいいのでしょうか。
当然ながら、選ぶ先生によってレッスンの質は大きく変わってきます。そのため、男性講師や女性講師を含めて、英語の学習効果の高い先生を選択する必要があります。結論を先にいうと、一般的には生徒と同性の講師のほうがスキルを磨きやすくなります。
もちろん先生によって相性は異なります。そこで、どのように考えて講師選びをすればいいのか解説していきます。
もくじ
女性講師は男性講師の2倍以上
実際にオンライン英会話を受講するとなると、そこには多くの先生が登録されていることに気が付きます。これについて、通常だと女性講師が表示されやすくなります。理由は単純であり、女性講師は男性講師の2倍以上の人数だからです。
女性講師のほうが多いため、必然的に予約画面では女性講師のほうが多くなりやすいです。
ただ、これについては特に珍しいことではありません。オンライン英会話というのは、要は在宅ワークになります。家で仕事をする場面を考えたとき、男性が在宅ワークで活躍することもありますが、日本でも通常は女性が多くなります。
どの国でも男性は会社に出向き、自宅外で働くのが一般的です。そのためオンライン英会話では、女性講師のほうが多くなると考えましょう。
男性と女性で言葉は少し異なる
そうしたとき、一般的な話をすると「同性講師のほうが英語力を磨きやすい」といわれています。これは、男性と女性で選ぶ言葉が異なるからです。
日本人であっても、男性と女性では言葉のチョイスが異なります。例えば女性であれば、何か発見したときに「あれ、かわいい!」などの言葉を使うのは普通です。ただ、男性はそうした言葉使いをしません。男性が女性と同じように「かわいい!」を連発していると、単なる気持ち悪い人です。
これと同じことは英語にもいえます。もちろん日本語に比べると、英語では男言葉や女言葉は非常に少なくなっています。
ただ同じ事象について、男性であれば「It’s cool.(かっこいいぜ)」となりますが、女性であれば「It’s cute.(かわいい!)」と表現することはよくあります。同性講師であれば、普段自分がどういう英語を選べばいいのか分かりやすいです。
フリートークは同性講師が圧倒的に楽
また話題選びという観点でいうと、圧倒的に同性講師のほうが楽になります。何でも気兼ねなく話すことができるからです。
例えば男性の場合、「女・酒・ギャンブル」の話題であれば多くの人が盛り上がります。私は男性でありギャンブルはしないものの、それ以外の一般的な男性の楽しみについては広く語れます。
そうしたとき、まさか女性講師に対して「フィリピンでキャバクラに行ったとき、キレイなお姉さんがいてすごかった!」とはいえません。参考までに、以下は私がフィリピン・マニラに出向いたときに訪問したキャバクラです。
ただ、男性講師であれば問題なくフリートークの題材にできます。また、むしろこうした話題のほうが盛り上がります。
一方で女性の場合、「恋愛」「美容」「育児」などの話題が盛り上がりやすいです。男性講師では微妙ですが、女性講師であればこれらのテーマを選んで会話することができるのです。
あなたについても、話が盛り上がりやすいのは同性ではないのでしょうか。バカな話ができるのは、決して異性ではないはずです。これは相手が外国人でも同じであり、フリートークでは同性講師のほうが盛り上がりやすいです。
最終的に私は男性講師が多くなる
そのため私の場合、特に意識はしませんでしたが「お気に入り講師として選択している人」の数は、男性講師のほうが多いです。私は男性なので、美人のかわいい女性講師を指名したほうがテンションは上がりそうですが、一応の目的は英語の上達です。美人女性と会話することではありません。
たとえ美人講師でも指導が下手だと次回から予約しなかったわけですが、そうした視点で講師を選定していくと、男性が多くなったというわけです。
参考までに私の場合、お気に入り講師10人の中で女性講師は3人でした。なお、こうしたお気に入り講師の中で頻繁に予約するのは「男性講師3人、女性講師1人」という感じです。
・女性のYouTuber講師とはずっとレッスンしている
ちなみに私の場合、女性講師の中で最も頻繁にレッスンを受けているのは「YouTuberとしても活躍している女性講師」です。
私は仕事で英語が必要なため、オンライン英会話を受講しています。そうしたとき、彼女はアメリカ企業のコールセンターとして働いていただけでなく、自らYouTubeで情報発信しているなどビジネスセンスもあります。そのため教えるのも上手であり、彼女を講師として長くレッスンを続けています。
講師との相性は人による
ここまで説明した通り、一般的には同性講師との相性がいいです。ただ、実際のところ講師との相性は男女を問わず、個々の人によります。先ほど説明した通り、私についても同性講師と多くレッスンを受けているものの、中にはたくさんレッスンをお願いし予約している女性講師もいます。
また男性講師であっても、これまでに「この人とは相性が合わない」と考えてその後の予約をしなかった人はたくさんいます。
参考までに、私が2~3回ほどレッスンを受けて「相性が合わない」と判断し、その後の予約をしなくなった講師としては以下のような人がいます。
- レッスンを受けている途中に明らかに眠そうであり、頻繁に意識が飛んでいた女性講師
- 50分の予約だったが、時間短縮で勝手に切り上げてレッスンを終わらせた男性講師
- 訛りが強く、初心者の私には聞き取りが困難だったジンバブエの男性講師
理由はそれぞれ異なりますが、私の場合は「英語力の向上に最適かどうか」だけで判断して、講師との相性の良し悪しを決めていきました。
ちなみに私の場合、「若い美人女性の講師であれば楽しくオンライン英会話ができるのでは?」と考え、一時期20歳前後の若い女性ばかり指名していたことがあります。ただ若い女性だと社会人経験が不足しているのか、あまり話は弾まず淡々と教科書的にレッスンを進めていくケースが多かったです。
そのため、「年齢が若い女性を選んでも自分の英語力は伸びにくく、少なくとも私とは相性が合わない」と考え、若くても24歳以降の講師を選ぶようにしました。
・男性講師、女性講師の両方に慣れておく
なお、同性講師がいいとはいっても男女両方の講師と会話したほうがいいのは間違いありません。実社会の場面で会話をする相手としては、同性だけに限らず異性であることも多いからです。
レッスン相手が男性講師のみ、または女性講師のみだとバランスが悪いです。いろんな講師と会話するからこそ、英語力を磨けるようになるのです。
同性・異性の講師を利用してオンライン英会話を受講する
オンライン英会話を用いて英語能力を伸ばすとき、必ず講師を指名しなければいけません。このとき、男性講師か女性講師のどちらを選択すればいいかというと、一般的には同性講師のほうが相性はいいです。
同性講師であれば同じ属性の言葉を学ぶことができますし、フリートークをするにしても気兼ねなく会話できます。異性であると、一般的な会話しかできません。ただ、同性だと踏み込んだ会話が可能です。
ただ同性講師だけのレッスンになると、当然ながら微妙です。異性の先生についても活用することで、実社会の場面のあらゆる人に対応できるようにしなければいけません。
男性講師と女性講師でどちらを選べばいいのかについては、ここまで述べてきたポイントを参考に選ぶようにしましょう。私は男性のため男性講師との受講がどうしても多いですが、メインで利用している女性の先生もいます。いずれにしても、相性のいい先生を見つけるようにしましょう。