英語学習で非常に優れた手法の一つがオンライン英会話の利用です。私についても、オンライン英会話を1年以上継続することで、問題なく英語を話せるようになった経緯があります。
しかし、中には毎日の受講が無理な人もいます。その場合、週1回・週2回(月4回・月8回)で受講できないかと考えるようになります。
これについて、利用するオンライン英会話によっては月4回・月8回など週末・土日だけ受講できるプランが存在します。そうした仕組みを利用することで、問題なく週1回や週2回のレッスンを利用できるようになっています。
ただ、一般的にオンライン英会話は毎日利用できるプランを採用しているケースが一般的です。そのため、月4回や月8回の利用を考えている人は申し込むオンライン英会話を考えなければいけません。そこで、少ない回数で受講するときの効果や、おすすめのオンライン英会話を含めて解説していきます。
もくじ
基本は毎日だが、無理な人もいる
格安のオンライン英会話を利用するとき、基本は毎日の受講を継続することが前提になっています。もちろん毎日とはいっても、現実的に毎日の受講が可能なわけではありません。私にしても毎日の受講を実践していますが、「出張がある」「夜の飲みを含めた接待がある」などのときはオンライン英会話でのレッスンはできません。
そのため月に2~3回ほど休むことはあります。ただ、かなり忙しく毎日を過ごしてはいるものの、受講休止の回数はその程度に抑えられています。
しかし人によっては毎日のレッスンが難しく、週末だけ受講したいと考える人もいるでしょう。もちろん週末に仕事が入り、平日が休み人もいるため、その場合は平日にオンライン英会話のレッスンを入れたいと考えるのです。
そうしたとき、どうしても毎日の受講が無理な場合は週1回(月4回)や週2回(週8回)でのレッスンを考えるといいです。
週1回や週2回の週末だけ・土日のみでも受講可能
例えば月6,000円の受講料であれば、毎日の受講なら「月6,000円 ÷ 30回 = 一回200円」と非常に安いです。ただ、月8回しか受けない場合は「月6,000円 ÷ 8回 = 一回750円」とそれなりに高額になります。これだと、格安のオンライン英会話にも関わらずコストパフォーマンスが悪いです。
多くの場合、オンライン英会話では前述の通り毎日の受講が基本になっています。しかし、少数ながら週1回や週2回だけの受講を可能としているオンライン英会話が存在します。
例えば、以下のオンライン英会話は月8回(1回25分)からのプランが存在します。
特に週末プランが存在するわけではありません。ただ月4回や月8回の受講であれば、結果的に週末プランのような形での受講になります。
また月8回プランの受講スタイルとしては、「週末のみ週1回50分(2コマ)を受講する」「週2回を25分ずつ受講する」のどちらでも問題ありません。もちろん平日に受講しても問題ありませんが、いずれにしても月8回での受講が可能になっています。
回数制限されている受講プランの場合、一回当たりのレッスン単価は高く設定されがちです。ただ毎日受講のプランに比べると、回数の少ないプランのほうがお金を節約できるようになります。
週3回以上のプランは一般的にコスパが悪い
ちなみに体験してみれば分かりますが、オンライン英会話で25分を週2回(または50分を週1回)というのは非常に回数が少ないです。25分や50分はすぐに経過するからです。
そのため、受講回数を増やして週3回以上を検討する場合もあるでしょう。ただ、そういうときは「毎日の受講プラン」を検討しましょう。単純にコストパフォーマンスが悪いからです。例えば、以下は同じオンライン英会話の中でも、週3回(月12回)と毎日受講の料金比較です。
- 週3回(月12回):月5,700円(税別)
- 毎日25分:月5.980円(税別)
このように毎日の受講に比べて、週3回の受講はそこまで月額が変わりません。「絶対に週3回を超えてのレッスンは受けない」と決めているのであれば関係ないですが、そうでない場合は毎日プランを選択するようにしましょう。
参考までに、月16回(週4回)だと月7,200円(税別)になってしまい、毎日受講よりも高額になります。そのため、利用する意味はありません。
効果は自分の言いたいことを伝えられるレベル
それでは、週末の土日集中でオンライン英会話を受講した場合、効果はどれくらいになるのでしょうか。これについては1~2年ほどずっと継続することで、「自分の言いたいことを何となく伝えられるレベル」に成長すると考えましょう。
仮に土日だけで月8回を受講する場合、2年だと「月8回 × 25分 × 24ヵ月 = 80時間」の勉強になります。
私の場合は毎日50分(2コマ)を毎日学習したわけですが、毎日50分を3ヵ月勉強すると80時間ほどの勉強時間になります。
私がオンライン英会話を開始して3ヵ月目であれば、「分からない単語は非常に多いものの、ジェスチャーなどを交えて、相手に言いたいことを問題なく伝えられる」というレベルになりました。そのため海外旅行で困ることは基本的になくなります。また、海外で住むにしても日常生活であれば困らない英語力に成長します。
週1回や週2回ほどの勉強では、ネイティブと対等に話し合えるようになるのは無理です。ただ、旅行英語くらいであれば問題はなくなります。
上達を目指すなら週3回や週4回以上は確保するべき
なお、当然ですが海外旅行で困らない程度ではなく、「ビジネスで英語を使えるようになりたい」「海外の人と対等に話せるようになりたい」と考える場合、より多くの勉強時間を確保しなければいけません。週3回でも少なく、週4回以上は必須だといえます。
オンライン英会話の良い点は「いつでも受講できる」ことです。またインターネットさえつながればレッスンを受けられるため、以下のことが可能です。
- 昼休憩を利用してレッスンを受ける
- 出先のカフェで受講する
- 早朝や深夜に会話レッスンをする
英会話スクールとは異なり通う必要がないため、実際のところすき間時間を利用して手軽に受講できるのがオンライン英会話です。そのため意外と毎日の受講は簡単であり、旅行英語ほどの効果で満足できない場合、毎日の受講を目指すようにしましょう。
毎日できない人向けのオンライン英会話
ただそれでも平日の受講が難しく、土日など週末のみの受講を選択したいと考える人もたくさんいるでしょう。毎日できない場合、どのようなオンライン英会話を受講すればいいのでしょうか。
利用するオンライン英会話によって受講システムが大きく異なります。そのため、少ない回数であっても問題なく受講可能なオンライン英会話を活用しなければいけません。
当然ですが、そうした仕組みを採用しているオンライン英会話は限られるようになります。ただ、まったくないわけではありません。少ないながらも、土日集中の週末プランや月8回の受講を可能にしているオンライン英会話が存在します。
こうしたオンライン英会話の中でも、毎日レッスンできない人にとっておすすめのオンライン英会話としては以下があります。
産経オンライン英会話:金土日の週末プランがある
フジテレビで有名なフジ産経グループのオンライン英会話として、産経オンライン英会話があります。英会話の中でも珍しく、金土日のみの週末プランを用意しています。しかも、週末プランでは1日50分の受講が可能です。
値段を比較すると以下のようになっています。
- 毎日25分:6,090円(税込)
- 金土日50分:6,090円(税込)
毎日コースと同じ金額であり、25分ではなく50分の受講となっています。そのため、毎日の受講とほぼ同じ時間のレッスンが可能になっています。このときは週1回や週2回の土日だけではなく、金曜日も含めた週3回の受講になります。
週末のみの受講を考えているものの、英会話能力の向上について妥協をしたくない場合、産経オンライン英会話の活用が最も優れています。
hanaso:月8回のレッスンが可能
週1回や週2回など、少ない回数での受講を考えている場合はhanasoが優れています。料金体系については、以下のようになっています。
- 月8回:月4,400円(税込)
毎日受講だと約6,600円になるものの、月8回であれば安い金額になります。土日だけ受講してもいいし、平日の時間が空いたときに予約しても問題ありません。なお、月4回のプランはありません。
前述の通り、25分を月8回受講するだけで外国人と対等に会話できるようになることはありません。あくまでも、「海外旅行や現地での生活など簡単な英語でのやり取りに困らないレベルになる効果だ」と考えるようにしましょう。
ただ、そうしたレベルを目指して1~2年ほど週末・土日のみの受講を考えているのであれば、hanasoを有効活用するといいです。なおhanasoの場合、月8回を消化できなかった場合は翌月に繰り越せるため、無駄のないプランになっています。
ネイティブキャンプ
週末のみなど、特定の日しか受講できない場合に優れるオンライン英会話としてネイティブキャンプがあります。
ネイティブキャンプでは「6,480円(税込)の定額料金で受講無制限」なことが特徴です。つまり、1日に何度受講しても問題ありません。通常だと1日の受講回数が制限されるものの、そうしたことがないのです。
そのため土日などの週末だけ受講するにしても、「土曜日に6コマ(3時間分)を受講する」なども可能になります。そのため使い方によっては、毎日25分のオンライン英会話よりもコストパフォーマンスがいいです。
また「昼休憩に15分だけ受講する」なども可能であり、予約なしですき間時間に利用することを前提としたのがネイティブキャンプです。そのため毎日は無理でも、すき間時間や土日などの休日に何回も受講できる場合、ネイティブキャンプが優れています。