実際にオンライン英会話を開始するとき、迷うポイントとして「必ず本名で登録しなければいけないのか?」というものがあります。

実際のところ、多くの人が実名で登録しています。私についても、下の名前をオンライン英会話に登録して毎日の勉強を続けています。ただ、国籍は違うとはいえ、いろんな講師とレッスンを受けることになります。そのため、本名での受講をためらってしまう人もいるでしょう。

そこで、「偽名・ニックネームにて受講できないのか」などと考えてしまいます。これについては、結論を先にいうとハンドルネームでも問題なく受講できます。

どのようにして偽名にて受講するのかについて、ここでは解説していきます。

講師の多くがニックネーム

大前提として、あなたよりも講師のほうがプライベートを心配することになります。オンライン英会話に登録すれば、講師の顔は当然として、名前についてもすべて確認することができるからです。

そうしたとき、講師としては受講者(あなた)よりも本名をオンライン英会話の画面に出すことをためらいます。そのため、講師については多くがハンドルネームになっています。

例えば、以下はオンライン英会話で日本人講師にて検索したときの結果です。

ここにはJosh(ジョシュ)という日本人講師がおり、どう考えても日本人ではない名前で登録されています。ここから、講師については偽名で登録していることが分かります。もちろん女性講師になると、ほぼ確実にニックネームだと考えるようにしましょう。

偽名での登録はどのオンライン英会話でも認められる

講師でニックネームが可能であることから、当然ながら受講者についてもハンドルネームを活用して問題ありません。また、偽名を禁止しているオンライン英会話は存在しません。そのため、本名を隠して受講できます。

また、以下は私が利用しているオンライン英会話のプロフィール管理画面の一部です。

ここには、氏名のほかにニックネームがあります。ニックネームはレッスン中の呼び名であり、偽名を使っていいことが分かります。このようにオンライン英会話について、偽名の利用を広く認めているのです。

なお、ニックネームについてはどのオンライン英会話であっても、管理画面から名前を変えることができます。途中でハンドルネームを変更しても問題なく、あなたの名前が途中で変わったとしても講師は誰も気にしません。

呼び名は決めるべき

なお、レッスン中の呼び名は決めるようにしましょう。どのオンライン英会話であっても、最初は「What should I call you?(何と呼べばいいですか)」などのように聞かれます。

このとき偽名を使うにしても、ニックネームをすぐに言えるようにしておきましょう。偽名を使う場合、本名をつい言ってしまわないように注意する必要があります。

講師があなたの名前を呼ぶ場面はレッスン中に何度かあります。そのため偽名で問題ないものの、「あなたを何と呼べばいいのか」について最初に決めるようにしましょう。

サポートやクレジットカード情報は本名のみ

ただ、オンライン英会話にあなたの情報を登録するときは「本名を記載しなければいけない項目」がほとんどで存在します。特にサポートに対して質問する場合であれば、本名で問い合わせすることになります。

何かサービスを利用するとき、本名を登録するのは普通です。そのため、これについては特に問題ないと思います。

また当然ですが、クレジットカードの情報は本名のみになります。オンライン英会話での支払いについて、よほどのことがない限りはクレジットカードでの支払いになります。実際のところ、カード払いしか受け付けていないケースは多いです。

クレジットカードには本名しか記載がされないため、こうした情報を入力することになるのは仕方ないと考えるようにしましょう。銀行振込であれば偽名でも可能になるものの、クレジットカード払いでは無理なのです。

ただ、あくまでもオンライン英会話の運営会社やカード決済会社に情報が渡るだけになります。講師があなたの本名を把握できるわけではありません。そのため、安心してオンライン英会話を受講することができます。

ニックネームで登録してオンライン英会話を受講する

ここまで、偽名でオンライン英会話を受講することの是非について解説してきました。これについて、ハンドルネームを利用するのは何も問題ありません。

そもそも、講師についても多くが偽名になります。受講者とは異なり、先生側は不特定多数の人に見られるようになります。顔については偽物を出すわけにはいかないものの、名前まで本名だと個人情報の問題が起こります。そのため、講師は偽名を利用しているのです。

そのため当然ながら、あなたについても偽名を用いて問題ありません。事実、オンライン英会話によっては「ニックネーム(講師に知らせる名前)」を記載する欄がわざわざ設けられています。そこで、どのような名前で呼んでほしいのか決めるようにしましょう。

ちなみに、前述の通り私は本名でオンライン英会話を受講していますがトラブルに遭ったことは一度もありません。ただ、それでも気になる方は「偽名でも大丈夫」であることを理解してオンライン英会話を受講するようにしましょう。